金華山
- その他
ゴールデェンウィーク真っ只中ですね。皆様、楽しい時間をお過ごしでしょうか~
先日、新しく仲間入りした中村さんに、たかとみ動物病院恒例の金華山登山で歓迎会をしました。
恒例とはいえ、正直私はやりたくない・・・。
しか~~し、私の考えや姿勢を知ってもらうには、とても分かり易~い行事なのである!
さて、どの登山道を今回は登ろうか・・・地元の方ならご承知の通り金華山の登山ルートはいくつかあるわけですが。
百曲りは前回のイベント時に、途中でレスキューを頼もうかと思ったし、個人的には何度か上っている七曲りをのんびり話しながらでも。などと思っていたのですが、車を止めて公園へ歩いていく途中で、瞑想の小径が目に付いた。
ん~~ちょっとハード。下山では使ったことがあるルートだが登ったことはない。
よし!今回は「瞑想の小径」に決定!いざ参らん!戦国の登山道へ!どこかで聞いたようなセリフだがまあいい、矢印に従い順調に歩を進めて行くのでした~。
しばらく歩くと、分岐点に着いた。そう、ここからルートが2つになる。一つは瞑想の小径、もう一つは馬の背である。
馬の背・・・もっとも過酷なルートであり、崖登りである。私は登ったらあかんルートです。
順調に瞑想の小径を進もうとしたその瞬間、「チームたかとみ動物病院」の小っちゃい小っちゃい小悪魔が「馬の背行きましょうよ!早く終わりますよ!ちゃちゃっと行っちゃいましょう!」背筋が凍るようなセリフを・・・ (おいおい、ちゃちゃっと登るのが目的じゃなく、会話しながらだろ~)すると、「別に私はいいですよ~」「せ・ん・せ!行きましょうか~」・・・(おいおい、小悪魔増えとるやないか~!動物看護士に必要なやさしさって今日は持ってきて無いの???俺、こんなにおびえてるのに~)
立て看板には瞑想の小径経由だと30~40分、馬の背は20~30分、さあ~~~~あなたならどっち?
じゃじゃ~~~ん、馬の背突入~!(なんとなくパチンコなら確変突入みたいでいいのですが・・・)
やばい、これはやばい。以前よく金華山に登っている知人から金華山でも途中で救助を求める事例も毎年数例あるんやよって言われた言葉が頭をよぎった。。。途中から息も絶え絶え、しんどい。でもこんな時だからこそと、「どんなに大変な山道も着実に一歩づつ歩めば必ず頂は見えてくる、時には一休みも必要だ。一生懸命登った後には、それを忘れさせてくれるほどの景色が待っているし、それは登ったものにしか見えない景色だ。仕事も同じだよ。これから大変なことが多いけど、一緒に働く仲間がいて、共通の目的をもって臨めば、必ず成長できるよ!新人、がんばれよ!この仕事、今日の馬の背と同じで簡単にはいかないがやりがいがあるものだ!」
と一生懸命言葉を発しているのに、ずっとそばで一緒に登っていてくれた一人は苦しんでいる俺の横で、「わ、こんなところに水がたまってる」「あ、どんぐり見っけ!」「これ、きのこかな~」って、挙句の果てに「ぜぇぜぇ、はぁはぁで、何言ってるかわかりません。。。だまって登ったほうがえらくなりにくいよ」って、わかっとるわい!頭ん中どうなっとるか一回見たろか~あ、見たわ。。
もう二度と、馬の背は登らない・・・・・。落ちたら下まで転がるし!危険です!
やっとの思いで、登頂!「お疲れ様です~先生、登れたじゃないですか~良かったですね!」・・・お前はえらいさわやかやな!まどりん。
2,30分やて~~、もう1時間たってるやないかい!
口の中は鉄の味がするし、足は上がらへんし、酸素足りへんし、景色なんてどうでもいいわ~~~~~(泣)
かわいいスタッフたちはどんな景色を見てくれたのでしょうか?
気を取り直し、この後、一緒にお食事をして、さらにスィ~~ツを食べに行きました!
☆院長企画「強制参加!情の共有ツアー 2013」無事終了でした。あ、目的は歓迎会でした^^ がんばれ中村さん!